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平成19年度経済産業省資源エネルギー庁長官賞を受賞
(平成20年1月)
「下水汚泥焼却炉の燃料(都市ガス)使用量削減」

平成18年度に22.6%の燃料削減を実現(平成16年度比)

【都市ガス:約200万㎥ 温室効果ガス:約4,600t-co²削減(2年間の累積)】
「下水汚泥焼却炉の燃料(都市ガス)使用量削減」のグラフ 平成16年度5,249,638m³を基準に平成18年度4,058,987m³で22.6%の燃料削減を実現
      平成17,18年度 燃料削減量  2,017,424 m³(平成16年度比) 
      平成17,18年度 燃料費削減額 約1億8百万円(平成16年度比)

水処理の過程で毎日大量に発生する汚泥を減量化するため脱水してケーキ状にした後、焼却し場外に運搬、セメント原料にしている。焼却には燃料(都市ガス)を必要とする。

燃料使用量削減のためには、自燃運転(汚泥そのもののエネルギーで燃焼させること)の時間帯をできるだけ多く継続させることが効果的である。
これを実現するため、次の対策(工夫)を行い燃料の大幅削減を実現した。
 対策1  コンベアの乾燥ケーキ付着防止による汚泥乾燥機への投入量増
 対策2  流動空気量の変更
 対策3  適性な焼却炉の温度管理
 対策4  流動空気冷却ファンの運転条件変更

H19 省エネルギー優秀事例全国大会 賞状の写真 下水汚泥焼却の自然運転の説明図 脱水汚泥(含水率や投入量を調整して)焼却炉へ と 空気(湿度や量を調整して)焼却炉へ投入している図
H19 省エネルギー優秀事例全国大会(壇上で大きなスクリーンに映し出し説明している様子)の写真 H19 省エネルギー月刊表彰式の様子(壇上で2名が賞状を受取り記念撮影している)写真
H19 省エネルギー優秀事例全国大会  場所 東京ビックサイト
資源エネルギー長官賞 説明パネル
この後も継続して削減に努めた結果
令和2年度の都市ガス使用量は、約196万m³。
平成16年度比で削減率62%を実現した。
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