埼玉県下水道公社は、埼玉県内の流域下水道を維持管理するため、昭和54年2月1日に設立された日本で一番歴史のある下水道公社です。設立以来、県民の皆さまの快適な生活環境の実現や河川の水質向上に努めてまいりました。
　下水道の役割は、汚水を処理し県民の快適な生活環境を確保すること、市街地を浸水から守るなど都市機能を維持すること、下水をしっかりと処理し河川などの公共用水域の水質保全をすることです。近年では、ゲリラ豪雨による市街地の浸水被害が頻発し、ますます下水道の役割が重要となっています。
　これからも長年の実務と経験で培われた下水道の維持管理技術をもって、県や市町・関連企業と連携を図りながら、荒川左岸南部、荒川左岸北部、荒川右岸、中川、古利根川の５つ流域下水道の安定的な運営に努め、県民の皆さまの安心・安全に貢献してまいります。その際、DＸの推進に積極的に取り組み、維持管理の一層の効率化に努めてまいります。
　また、広く県民の皆さまに下水道事業や水循環に対する知識、理解を深めていただくため、荒川・下水道フェスタやホタル祭りなどのイベント、水循環センターでの写真撮影会、その他施設見学会やマンホールカードの配付なども行っております。ぜひ、水循環センターに足をお運びください。職員一同、心よりお待ちしております。